この夏はインドに2か月滞在していました♪
インドは暑かったぁぁぁ 東京は今年猛暑で37℃くらいって聞いたけれど…インドの夏は45℃!!信じられない暑さです、なんかもう電子レンジの中にいるみたいだった笑
インドは旅行で行ったのではなくって、海外インターンをしていました。
インターンっていっても、そんな本格的なものじゃなくてお給料も一切なくって…インドのスラム街の小学校で英語を教えるというお仕事☆ 英語の先生をやってたんです♪ けど正直、子供たちと戯れてばっかりいたような気がする…笑
!!!!!子供って世界共通でかわいい!!!!!
毎日毎日癒されてたなぁ… 生徒はみんなスラム街に住んでいる子供たちだから、貧しい家庭の子供たちで…けど表情がすっごく豊か^^ 大泣きして叫んでいると思ったら、急にとびっきりの笑顔をくれたり…表情がころころ変わるの! それはもう幸せな2カ月間でした♪
そうそう、とても印象的だったことがあるのだけど…
みなさんストリートチルドレンの存在を知っていますか?
自分のお家がなくって路上に暮らしている子供たち。毎日物乞いをしてなんとか生き延びているんだけど…そんな子供たちに「Money!」ってお金をせがまれたらどうしよう…ってインドに行く前から考えてたんです。でもお金を渡すのはなんだか哀しいような気がして…折り鶴を渡そう!って決めていました。
日本からきれいな折り紙をたくさん持って行って、物乞いの子供達にせがまれたら鶴を折ってプレゼンンしてみよう!
でも、おなかを空かせた子供たちにとってはやっぱりお金や食べ物の方が貴重だろうし、折り鶴もらってもポイって捨てられちゃうかもしれないし…結局自己満足に終わるかもしれないなって、行く前はちょっぴり不安だった。
実は一回だけお金をあげちゃったことがあります。最初に物乞いの子に会ったとき。私の服を引っ張ってきた男の子に思わず5ルピー(日本円で10円)渡したの。その子は私がお金を取り出すと、ぱっと奪い取って逃げるように走って行ってしまった。 なんだかすごく切なかった…
物乞いの子供たちにお金を渡した友達は、「もっともっと!!More money!」とせがまれていた。
そんなこともあって、やっぱりお金を渡すのはやめようと思った。なんだか哀しい同情ような気がするし、いくら渡してもきりがないよなぁって。
物乞いの子供たちはとくに外国人を見つけるとお金持ちと思って近づいてくる。そしてしつこいぐらいについて来て、うるさいくらい「Money!!」「Food!!」を繰り返す。
けど私が鶴を折り始めると、そんな子供たちはいつも急にピタッと静かになって、私の手元を食い入るように見つめたの。きれいな折り紙が珍しいみたいで、私の手の動きに夢中になってくれる。最後に鶴が完成すると、大きな目をまんまるにして「うわぁあああああ」って驚いてくれる。
なんかマジシャンになったような気分だった笑 それでもらった鶴を大切そうに両手でもって、最高の笑顔をくれたの!!!!! カメラを向けるとみんなモデルみたいにポーズをとり始めて…もう本当に天使みたい♪♪
でね、ここが本当に感動したところなんだけど…鶴をもらった子供たちは、もう一切お金を求めたりしなかったんだ。
結局日本からもっていった折り紙50枚全部使って、それでもたりなくてメモノート破いて折ったりして…たぶん100羽近く折ったんじゃないかなぁ。でも鶴をもらった子は誰一人、それ以上求めたりしなかったの。お金をもらっても、パって走っていったり、満足しないでもっと求めてきた子供たちが、鶴ひとつで、ものすっごく幸せそうな、満足そうな、とびっきりの笑顔をみせてくれた。
それで思ったんだけど、
この子たちは、ただお金に飢えてるわけでも食べ物に飢えてるわけでもなくて、愛にいちばん飢えているんだなって。
誰か自分より年上の人に頭なでて可愛ってもらって、遊んでもらって、一緒におしゃべりしたり笑ったりする時間がいちばん欲しかったんだなって。
ストリートチルドレンの子供たちは朝から晩まで物乞いをしているのだけど、大多数の人に無視され続けて…(なかにはそんな子供にむかって怒鳴る大人もいたりして…)たまにお金や食べ物を恵んでもらえる。そんな一日のなかで、大人の人に頭なでられてて、頬を軽くつねられたり、抱き締められたり…そんなふうに愛情を注いでもらうことなんて全くないんだと思う。だから私がそんなふうにすると、子供たちはみんな最初びっくりする。本当は、そうしてもらうことが当然の年齢なのに。大人からの愛情がいちばん必要な年齢なのに。
正直言うと初めは子供たちに触れることができなかった。身につけているものはボロボロで汚れているし、体から不思議な臭いがするし、きっとインドの恐いばい菌たくさんもってるんだろうなぁって…
でもある時ふと思ったの。
この子たちをぎゅっと抱きしめて、もし自分の体が汚れたとしても、私は体を洗えばいい。服も洗濯すればいい。けどこの子たちは一生シャワーを浴びることはできないかもしれないんだ。
そうしたらなんだか自分がばかばかしくなっちゃった。それになにより子供達を抱きしめた時の、彼らの笑顔があまりにも甘くって、愛らしくて、そんなことはすぐどうでもよくなった。
インドは暑かったぁぁぁ 東京は今年猛暑で37℃くらいって聞いたけれど…インドの夏は45℃!!信じられない暑さです、なんかもう電子レンジの中にいるみたいだった笑
インドは旅行で行ったのではなくって、海外インターンをしていました。
インターンっていっても、そんな本格的なものじゃなくてお給料も一切なくって…インドのスラム街の小学校で英語を教えるというお仕事☆ 英語の先生をやってたんです♪ けど正直、子供たちと戯れてばっかりいたような気がする…笑
!!!!!子供って世界共通でかわいい!!!!!
毎日毎日癒されてたなぁ… 生徒はみんなスラム街に住んでいる子供たちだから、貧しい家庭の子供たちで…けど表情がすっごく豊か^^ 大泣きして叫んでいると思ったら、急にとびっきりの笑顔をくれたり…表情がころころ変わるの! それはもう幸せな2カ月間でした♪
そうそう、とても印象的だったことがあるのだけど…
みなさんストリートチルドレンの存在を知っていますか?
自分のお家がなくって路上に暮らしている子供たち。毎日物乞いをしてなんとか生き延びているんだけど…そんな子供たちに「Money!」ってお金をせがまれたらどうしよう…ってインドに行く前から考えてたんです。でもお金を渡すのはなんだか哀しいような気がして…折り鶴を渡そう!って決めていました。
日本からきれいな折り紙をたくさん持って行って、物乞いの子供達にせがまれたら鶴を折ってプレゼンンしてみよう!
でも、おなかを空かせた子供たちにとってはやっぱりお金や食べ物の方が貴重だろうし、折り鶴もらってもポイって捨てられちゃうかもしれないし…結局自己満足に終わるかもしれないなって、行く前はちょっぴり不安だった。
実は一回だけお金をあげちゃったことがあります。最初に物乞いの子に会ったとき。私の服を引っ張ってきた男の子に思わず5ルピー(日本円で10円)渡したの。その子は私がお金を取り出すと、ぱっと奪い取って逃げるように走って行ってしまった。 なんだかすごく切なかった…
物乞いの子供たちにお金を渡した友達は、「もっともっと!!More money!」とせがまれていた。
そんなこともあって、やっぱりお金を渡すのはやめようと思った。なんだか哀しい同情ような気がするし、いくら渡してもきりがないよなぁって。
物乞いの子供たちはとくに外国人を見つけるとお金持ちと思って近づいてくる。そしてしつこいぐらいについて来て、うるさいくらい「Money!!」「Food!!」を繰り返す。
けど私が鶴を折り始めると、そんな子供たちはいつも急にピタッと静かになって、私の手元を食い入るように見つめたの。きれいな折り紙が珍しいみたいで、私の手の動きに夢中になってくれる。最後に鶴が完成すると、大きな目をまんまるにして「うわぁあああああ」って驚いてくれる。
なんかマジシャンになったような気分だった笑 それでもらった鶴を大切そうに両手でもって、最高の笑顔をくれたの!!!!! カメラを向けるとみんなモデルみたいにポーズをとり始めて…もう本当に天使みたい♪♪
でね、ここが本当に感動したところなんだけど…鶴をもらった子供たちは、もう一切お金を求めたりしなかったんだ。
結局日本からもっていった折り紙50枚全部使って、それでもたりなくてメモノート破いて折ったりして…たぶん100羽近く折ったんじゃないかなぁ。でも鶴をもらった子は誰一人、それ以上求めたりしなかったの。お金をもらっても、パって走っていったり、満足しないでもっと求めてきた子供たちが、鶴ひとつで、ものすっごく幸せそうな、満足そうな、とびっきりの笑顔をみせてくれた。
それで思ったんだけど、
この子たちは、ただお金に飢えてるわけでも食べ物に飢えてるわけでもなくて、愛にいちばん飢えているんだなって。
誰か自分より年上の人に頭なでて可愛ってもらって、遊んでもらって、一緒におしゃべりしたり笑ったりする時間がいちばん欲しかったんだなって。
ストリートチルドレンの子供たちは朝から晩まで物乞いをしているのだけど、大多数の人に無視され続けて…(なかにはそんな子供にむかって怒鳴る大人もいたりして…)たまにお金や食べ物を恵んでもらえる。そんな一日のなかで、大人の人に頭なでられてて、頬を軽くつねられたり、抱き締められたり…そんなふうに愛情を注いでもらうことなんて全くないんだと思う。だから私がそんなふうにすると、子供たちはみんな最初びっくりする。本当は、そうしてもらうことが当然の年齢なのに。大人からの愛情がいちばん必要な年齢なのに。
正直言うと初めは子供たちに触れることができなかった。身につけているものはボロボロで汚れているし、体から不思議な臭いがするし、きっとインドの恐いばい菌たくさんもってるんだろうなぁって…
でもある時ふと思ったの。
この子たちをぎゅっと抱きしめて、もし自分の体が汚れたとしても、私は体を洗えばいい。服も洗濯すればいい。けどこの子たちは一生シャワーを浴びることはできないかもしれないんだ。
そうしたらなんだか自分がばかばかしくなっちゃった。それになにより子供達を抱きしめた時の、彼らの笑顔があまりにも甘くって、愛らしくて、そんなことはすぐどうでもよくなった。
そんな信じられないくらいきれいな経験をしてきたんだけれど、私にとってはすべてが本当で、宝物のように大切な経験。
子供たちが少しでも長く私のことを覚えてくれていたらいいな。
私は子供たちの笑顔を一生忘れないと思う。
将来は、彼らの笑顔をつくるような仕事につきたいと思っています。
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